言葉にできないコトバたち

感情を言葉にするのが苦手。感情と思考をメタ認知する為に書いています。顔も名前を知らないあなた宛ての手紙たち。

You

あなたは今どこで何をしていますか? この空の続く場所にいますか?

 

私は、大切な人を失ってから一年間、この曲に助けられていました。

当時は、何度もこの曲を聴いていて、なぜそんなに聴いていたのか、

最近になって分かった気がしています。

 

今まで私の心を埋めていたモノ 

失って初めて気付いた

こんなにも 私を支えてくれていたこと

こんなにも笑顔をくれていたこと 

失ってしまった代償は とてつもなく大きすぎて

取り戻そうと必死に 手を伸ばしてもがくけれど

まるで風のようにすり抜けて

届きそうで届かない

 

孤独と絶望に胸を締め付けられ

心が壊れそうになるけれど

思い出に残るあなたの笑顔が

私をいつも励ましてくれる

もう一度あの頃に戻ろう

今度はきっと大丈夫

いつもそばで笑っていよう

あなたのすぐそばで…

 

あなたは今どこで何をしていますか?

この空の続く場所にいますか?

いつものように笑顔でいてくれますか?

今はただそれを願い続ける…

 

家族を大切にしよう。

そう素直に思えたのは、心に余裕をもって、自分を大切にできた瞬間からで、

ほんの最近のことです。

 

今まで、私の心を埋めていた大切な人との思い出、

失ってはじめて、楽しかった日々、その人から知ったことが、

「今の私を作っている。」そんな当たり前のことに気が付かされました。

 

現実は、孤独と絶望を感じる以前に、受け止めきれず、

どこか他人事のような感覚。自分は何ともない、そう自分に言い聞かせていた。

 

時が経ち、歌詞にもあるように、” 今度はきっと大丈夫 ” 本当にそう思える日が来るのだろうか。

家族を大切にしよう、そう思い、家族への恩返しを少しずつでも、

行動に移せるようになってきた現状。

 

大切にしすぎて、それを失ったときが怖い。

きっと立ち直れない。

 

本当の強さを、私はまだ持っていない。

自分のぶれない軸、価値観、人格をゆるぎないものにしないと。

 

自分を、大切な人たちを、

自分の中で抑えきれなくなってしまって、氾濫した弱い部分の負の影響から守るために。